基幹システムリプレース時の盲点<2025年の崖>
2024/05/17
システムリプレース時によく起こること
「2025年の崖」
皆さまは「2025年の崖」というワードを聞いたことがありますでしょうか。
「2025年の崖」とは、多くの企業の業務で使われている既存のITシステムが、老朽化・肥大化・複雑化・ブラックボックス化などによって時代に合わせたビジネスモデルで使いづらくなり、企業の競争力を低下させ、経済損失をもたらす問題のことです。
さて、「2025年の崖」と聞くとあまりピンとこないかもしれませんが、普段皆さまが使っているシステムが変わる!と聞くと、いかがでしょうか。
現場目線と会社目線
システム入替えの際、たいてい現場と会社(語弊を恐れずに言うと、情シス)では理想・要望にギャップが生まれます。
<会社目線(情シス目線)>
レガシー化している一時代前のシステムは現在の業務水準とは合わず、管理・運用が複雑になっています。つまり、その解消に基幹システムのリプレースが行われるので、これ自体はものすごく良い事です。
<現場目線>
現場目線で見てもメリットしかなさそうに思えますが、もっと目線を下げてみると・・・システムのインターフェースが変わる、業務のやり方・進め方が変わる、新しい業務が発生するなんてことが起きます。そしてそして、さらに目線を下げると・・・これまで当たり前に(標準機能で)出力できていた帳票がない!なんてことも起こりえます。
システムリプレースを安心安全に完了させるために
システムリプレースによってよく出てくる課題は、以下の2点です。
- 他のシステムとのデータ連携が新たに必要(または仕様が変更)
- 既存帳票が出力されなくなった(手作業の発生)
ここでは会計システムとの連携イメージとなりますが、xoBlos(ゾブロス)が各システムのハブとしてデータ連携を行い、必要なExcel帳票を作成しております。
まとめ
DXの第一歩はシステムの刷新・導入なんて言われますが、そのプロジェクトを成功させるために、皆さまが使いやすいシステム環境にするために”痒い所に手が届く”Excel自動化ツール「xoBlos(ゾブロス)」もご検討されてみてはいかがでしょうか。